高須クリニックの院長さんが尿管がん、ぼうこうがん、腎臓がんと
再発を繰り返しても乗り越えられるのは、
肝臓にまだがんが転移していないからかなと思います。
なぜガンが怖いのかといえば、それは再発があるからですね。
手術や放射線治療などで「目に見えるがん」を取り除くことができても、
「目に見えないがん」が再び増殖したり、血液やリンパ液にのって運ばれて、
その先で増殖したりして大きくなっていきます。
再発しないように、でも再発するかもしれない･･･
こういった不安や恐怖は常にあって、なくならないものだと思います。
でもどうにかしてガンに対する不安が消えてほしいですよ。
目に見える部分だけを切って取っても、
微小のがん細胞があちこちに取り残されている可能性があります。
そしてがん細胞は増殖しながら周りの組織を破壊して、じわじわと広がっていきます。
再び目に見える状態にまで大きくなったがんは、とてもやっかいな病気です。
いかにして再発を抑えられるか･･･
がん治療にとってはとても重要なことです。
ところが
体のどこに微小ながん細胞が残っているかわからないまま、
それを想定して抗がん剤治療やホルモン療法などが主に行われますが、
それで再発の可能性がなくなるというのではありません。
がん治療が一応終えたとしても
がん細胞は体の中に残って成長を続けているので、
再発しないためには、
しっかりと予防していくことが、今が大事な時期だと思います。
がんは生活習慣病です。
今までの積み重ねにより生じた“血液の汚れ”が原因ですから、
がんを再発しないためには
この“血液の汚れ”をきれいにしておかなくては、
また、どんな病気が起きるか分かりません。
そのためにがん患者の皆さんに必要なことは
今、肝臓を元気に動かして“血液の汚れ”を排泄していくことです。
そして血管が柔らかくなって、勢いよく流れるようにすることが大切なんですね。
肝臓を元気に動かすためのひとつの方法に「肝臓プーリング」があります。
今ある再発への大きな不安を少しずつでも取り除くことができれば、
がんにも前向きに対応できるのではないかと考えます。
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