昨日は
施設にいる母と大事な話をしてきました。
母は認知症ですから、
どの程度のことを
理解できるかは分かりません。
でも母のために、しっかりと話そうと思いました。
役所が工業団地を広げる計画をしていて、
母の土地を譲ってほしいと言ってきたのです。
祖父から譲り受けた土地なので、
大事にしていきたいというのは、
前から言われていたことでした。
理解できなければ、
無理に私が土地を渡してしまうことは
やめようと思っていたのですが、
その旨を話すと、
「まだ先のことだからね」と
初めは悲しそうにしていました。
でも何度も話していくうちに
「町の皆さんのためになるようにできたらいいね。
いいよ。」
と分かってくれたんです。
ギューッと手を握り返してきました。
そして、
このやり取りを聞いていた施設の方が、
「こうして話をしてくれる人はほとんどいないです。
皆さん自分たちでサッさと
勝手にやってしまうことがほとんどでしょう。」
認知症であっても、こちらが丁寧に話せば、
こうして分かり合えることもできるんだと実感できました。
とっても有意義な、嬉しい1日でした(^^♪
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